ヨジャチングは解散して正解だった・・・・
こんな記事を書いた。
今、ブログ主はこんな記事を書けるほど、心が平穏になってきている。
どこまでも大切なのは
「女性アイドルの聖域」が守られるかどうかだ。
2021年も、そろそろ年末へ向かっていく。
この辺で、K−POP界の話題となるのが
アイドルグループの契約更新である。
ラブリズ(Lovelyz) 2014年11月12日デビュー
レドベル(Red Velvet) 2014年8月4日デビュー
オマゴル(Oh My Girl) 2015年4月21日デビュー
そして
TWICE 2015年10月20日デビュー
2021年〜2022年彼女たちの
「契約期限切れ」が迫ってくる。(デビュー日から正確に7年とは限らない。契約開始時期が微妙であることもあり、また、期間が必ずしも7年とは限らないからである。)
ちなみに、ブログ主の愛するヨジャチングは
2015年の1月にデビューしてから6年半という特殊な時期に、
突然の解散となったが、これには事情がある。
ヨチンは1月デビューより半年前から
契約が開始していたのだ。この期間、非常に環境の整った寮に
住まわせてもらい、大切に準備期間を経ることが出来たのだ。
これは中小企業のアイドルとしては異例の厚遇である。
本来、この事情をファンに知らせつつ、フィナーレを迎えるところ
だったが、80%の株を取得した「金の亡者」が、代わりに支配し始めた
ために、この「細かい事情」を把握せずに運営することになった。
そのため、あのような混乱したドタバタを演じることとなった。
大手プロとしては、本当に恥ずかしい痴態を晒したものだ。
ヨチンは、解散して本当によかったと思っている。
いよいよ契約期限が迫って来たラブリズやオマゴル。
果たして全員が、円満に契約を延長するのか?
延長しないメンバーが出るか?
さぞかしファンが、気を揉むことになろう。
売れているからと言って全員延長とはならない。
売れているなら、ソロ活動にこだわるメンバーもいるからだ。
ママムーがその典型例だった。
そして、帝国主義の独裁政権に居座っているTWICE
さぞかし、自慢げに「全員、円満に契約更新」ということになるのだろうか。(但し、パニック障害を抱えているジョンヨンやミナについては微妙という説もある。)
しかし!!
円満に契約更新したからといってハッピーエンドと思ったら
大間違いである。ここに登場するのがK−POP界の魔の法則。
なまじ全員が契約更新したら、地獄を見る法則端的にその論拠を言ってしまおう。
契約更新した途端、
金、欲、ソロ活動への誘惑、メンバーによって人気があるないにまつわる確執、妬み。いままで、我慢してきたこと、耐えてきたことへの不満の爆発、不満を穴埋めするための待遇改善要求・・・・
一言でいえば、
アイドルの純粋さとは裏腹の「汚れ」が一気に噴出するということなのだ。
過去の「代表的典型例」を取って、分析してみよう。
なまじ全員契約更新して
地獄を見た「少女時代」「永遠に少女時代!!」
今にして思えば、本当に、上辺だけの安っぽい掛け声でしかなかった。
円満に全員、契約更新したはいいが、
途端に難攻不落の城が音を立てて崩れ始めた。
切っ掛けはジェシカが始めた「個人事業」である。これは、契約期間中から、彼女が「将来の夢」として語っていたことであって、契約更新した途端に始めることに非があるとは思えない。メンバーたちも、ジェシカの個人事業には肯定的で「応援する」とすら言っていたのだ。問題は、ソロデビューを間近に控え、焦り始めたテヨンのエゴにあったと言えよう。
少女時代の結束を主張する一方で、
自分はいけしゃあしゃあとソロ活動するテヨンの矛盾が、契約更新直後に噴出したのだ。テヨンと二分する「歌姫」としての大きな存在であるジェシカ。彼女のファンの力も、テヨンのソロの「売れ行き」に加えたいとする、他力本願ぶりも特徴的だ。ジェシカには「個人事業休暇」を与えればよかったのだ。テヨンのソロの前に少女時代が出すアルバムについては、ジェシカはボーカルに参加で十分。無駄に時間を費やす作詞作曲などは要らない。はっきり言って、そんなものには意味があるまい。大物少女時代だからといって、クリエイターの才能も大物であるわけがないのだ。
レッドベルベットのアイリーンによるパワハラが話題となったが、今にして思えば、何度も「少女時代会議」を開いて、ジェシカにプレッシャーをかけ続けたことは、
テヨンのジェシカに対する、強烈なパワハラであったと言ってもいい。
しまいにはSMEまでテヨンに味方して、ジェシカは一夜にして追放となった。ジェシカにとって、少女時代は自分の青春の中心であった。夢に向かって、訓練に耐え、歩んできた道のりを、一夜にして「全否定」されることで、彼女の心にいかに深い傷が残ったことか。
この傷は、一生消えないのだ。インタビューでジェシカは「少女時代という言葉を聞くたびに、切ない気持ちになる。」と言っていたが、彼女の心の傷の深さを感じずにはいられない。
ジェシカの心の傷についてどう思うのか。「元」にせよ「現」にせよ、少女時代ファンにこの問を投げかけても、一切答えは帰ってこない。「ファンの結束が乱れる」←?? ならば、ジェシカの心の傷よりも「ファン同士の結束」の方が優先されると言うのか。ならば、アイドルの命よりもファンの結束の方が大事だと言うことになる。ここまでくると、人間の心を失っている。それもそのはずだ。アイドルファンとは、大手事務所によって飼育され、飼いならされた家畜でしかない。家畜に人間の心が宿りえようもあるまい。
「ジェシカの男」を徹底的に悪役に仕立て上げて騒いだ顛末も、お笑い種である。しまいにはSMEまで、一緒になって「被害者意識」をファンと共有しようとしていた。
年月が経って、冷静に振り返ればわかる。「ジェシカの男」はそんなに悪い奴だったろうか。ジェシカのソロ活動にも惜しみない協力をしたではないか。ビジネスパートナーとして、十分役割を果たしたろう。結婚するしないなど、独立心の強いアメリカ娘のジェシカにとっては、小さなことだ。
男性関係といえば、テヨンをはじめ、次々とその痴態が噴出し、そのどれも実を結ばずに終わったことも、悲喜劇である。ジェシカの脱退による、CD売り上げの激減は痛く、少女時代は、その後、凋落の一途をたどった。契約更新しても、ろくなことはなかった少女時代である。
なまじ契約更新して
地獄を見た「シクリ」(Secret)2016年9月28日 契約満了でソナは更新せず。
2018年 支払いを巡り、ヒョソンとジウンが法的紛争状態。
下積みの地獄に耐えれば天国が待っていると信じて契約更新をしたはいいが、そこにはやはり無間地獄しかなかった・・・・一文で書けば、この通りである。
シクリのメンバーは、劣悪な環境で生活することを強いられた。挙句の果ては、車が反転するほどの、交通事故で重傷。「売れるようになるまで、耐えて我慢したことが実を結んだ」とメンバーが語っていたことがあった。(無論、それは法廷闘争のはるか前である)あたかも美談に聞こえるが、それは偽美談であった。
事務所はアイドルが売れても、その利潤をメンバーに還元する気など、更々ない。
出来る限り搾取する。それが事務所の鉄則だ。いずれ、待遇改善されるだろうと信じていたメンバーは、愚かだったと言うことになる。最初に環境が劣悪だった時点で、企みに気づくべきだったろう。対照的で正反対のヨチンと比べればよくわかる。デビュー前から優れた環境を与えられたことは、事務所のヨチンへの愛情の印である。
結局、契約更新したシクリは、金を巡って法廷闘争。今、ヒョソンは俳優事務所に収まっているが、もう三十路を過ぎた。自慢の巨乳も、その「張り」を失ってしまったことだろう。心身ともに疲れ果て・・・・
更新前から地獄だらけだったが
全員契約更新「しなかった」ら
希望の光が見えた「ティアラ」アルム、ファヨンという追加メンバーがいたが、結局、脱退した。「脱退」同様、あるいはそれ以上に「追加」もアイドルグループに悪影響を及ぼす典型例であろう。不平不満、単独行動が目立てば、足並みは乱れる。根拠のない「いじめ疑惑」も噴出し、ティアラは既に地獄を見ていた。
しかし、オリジナルメンバーについては(契約開始がマチマチであるが、とりあえず「長く在籍した」と言う意味)全員、契約を満了し、更新しなかった。(但し、アルバム発売の都合による短期延長はあった。)
2017年5月15日 ボラムとソヨンが専属契約を満了。更新せず。
他のメンバーは短期延長。
2017年6月20日 4年ぶりThe Show で最後の受賞
2018年1月3日 ヒョミンがインスタで残党メンバーは契約更新しないことを発表。
晩年のティアラに特長的だったのは、ソロ活動が盛んだったことだ。ヒョミンのブレイブサウンド「Nice Body」、根暗な曲調で傑作を出す傾向にある二段横蹴りによる、ジヨンの「1minute, 1second」とウンジョンの「혼자가 편해졌어」。ティアラファンと言うよりも、ブレイブサウンドファンのブログ主としては、彼女たちの曲はどれも秀でていて、大いに楽しませてくれた。
ティアラの契約間際にソロが増えたのは、事務所の経営方針である。なまじ契約更新後にソロにすると、待遇改善を含め、色々と金がかかってしょうがない。
出来るだけ金をかけずに、ティアラメンバーのうちにソロで稼がせる。それが一番だ。
そういう意味で、ティアラ時代に
ソヨンがソロを出さなかったことは目立っている。彼女は、待遇などで「ごねた。」のだ。ごねたソヨンは得をしたかというと、残念ながら微妙である。解散後にソロ活動をしているが、さほど売れているとは言い難い。ティアラの勢いがあるうちに出したヒョミンたちの方が売れた。待遇として「取り分」は多いかもしれないが、総利潤が少なければ、結局、損をすることになる。ヒョミンたちの取り分は少なかったかもしれない。しかし、彼女たちは「傑作を残した」のである。これは大きい。もはや金の問題ではない。
K−POP史上に奇跡を残せば、それは永遠に残る財産だ。そういう意味で、ごねたソヨンは了見が狭かったと言えよう。
狭い了見といえば、ソヨンは
「女性アイドルの聖域」という観点でも、堅実とは言えなかった。早いうちから
男性関係で派手な行動が目立った。純心な若い独身男性ファンの心はさぞかし傷ついたことだろう。それでも「ソヨンさん、ソヨンさん」と歯を食いしばって、ついていった男性ファンたち。彼らは、報われただろうか。耐え難い虚しさしか残らなかったのではないか。ティアラのソヨン・・・・罪な女である。せめて契約期間中くらいは
「女性アイドルの聖域」は守り通してほしいものだ。
横道にそれたが、事務所と完全決別したティアラは、契約についても明確だった。
2018年1月19日 MKBがティアラの商標を使うことを禁じる書類を提出。
2018年8月8日 MKBの商標権が韓国商標法により消滅
2018年12月28日 元メンバーたちが新たに
ティアラの商標を登録
事務所はティアラという称号を使える権利がなくなった。(もちろん、解散後の活動についてである。)完全決別した途端、ティアラには希望の光が見えてきた。
2020年10月2日 中秋イベント限定の再結成
2021年7月29日 12月に、4年ぶりのカムバック予定を発表。但し、このVライブに出演したのは、ヒョミン、ジヨン、キュリ、ウンジョンのみ。
事務所の束縛から離れたために、
個人活動、再結成ともに自由に行えるようになった。但し、メンバー全員の足並みはそろっていなかったために、オリジナルメンバー全員の再結成については微妙である。ブログ主の予測では「ない」と思われる。
なまじ契約更新しても
「大年増」だから男の手垢と唾液にまみれようが 女性ファンにとっては、どうでもいい
A−PINK契約更新を語る上で、常に重要視していた点に
「女性アイドルの聖域」がある。A-PINKの場合、早いうちからドラマ出演も盛んで、キスシーンやらなにやら、男の手垢と唾液にまみれていた。さらに、
圧倒的に女性ファンが多いために、「聖域」なんてどうでもいいという扱いのまま人気を保っている。ブログ主個人としては、初期の「可愛い系」は全くの守備範囲外。注目したのは、年増になってB級薄らエロ路線に回帰してからである。「%%」は未だにリピが継続しているが、もはや6人が揃っていることの喜びは、初めから感じていない。K-POP女性グループの「美尻鑑賞」の趣も、品定めの愉しみ以外に、6人揃っている意味は希薄であろう。ハヨンのソロもあり、バラでも十分鑑賞できるのだ。初期の時点で一人脱退しているので、既に「キズもの」の印象はぬぐえない。
やはり、加入、脱退が一切なく、
「女性アイドルの聖域」を守り通すと言うことは、めったにできることではない。
以上、個々の検証をしてきた。大きな結論は・・・・
7年の期限が来た時に、
一旦、解散することが理想であるということだ。そして
メンバー同士に一切の確執がなく、
一心同体で、完全同時に契約終了するこれも理想である。
解散後は、個別の活動が自由にできる。自らの可能性を存分に開拓できる。そして、いつでも、自由に「再結成」が出来るのだ。このような状態を保っているグループは、ほとんどいないと言ってよい。唯一、出来ているのは・・・・
ヨジャチングである!!継続すると言っても、その意味は何だろう。
金銭的な「契約の継続」ではない。検証したように、返って醜くなることがいかに多いことか。
大切なことは、メンバー全員の「心」「絆」が継続することである。そのためには、一旦解散して、個々の活動をしながら「絆」を深めることも可能なのだ。いや、一旦、解散した方が更に深まると言ってもいい。今のヨジャチングの6人は、まさしくそれを実現してくれている。
7年も時が経てば、世の中は変わる。世界規模のコロナ渦で、K-POPも打撃を受けた。ファンカムの名匠たちの活躍の場は、地方公演の激減でなくなってしまった。そんな中で、ヨジャチングは、解散したからこそ、個別の活動の個性が光っていて、追いかけるのが今まで以上に楽しい。
メンバー同士の愛情も、今まで以上に強く感じられる。解散した時には、本ブログも様々な反応をした。
@事務所に対して同情的な見地からの記事
A大きな事務所に乗っ取られてからの事務所に対して批判的な見地の辛口の記事
そして、最後に
Bやはり、事務所とメンバーの協議の後の、円満解散だった・・・・
それが結論だ。
メンバーたちは
「女性アイドルの聖域」を頑なに守り通した。そして、それを事務所も了承して、同意のもと解散したのだ。
おかげで、ファンたち「バディ」は今まで以上に、ヨチン愛に包まれている。そして、今まで以上に楽しんでいる。
ヨチンのファンになって本当によかった。これからも、素晴らしい「継続」とともに、応援し続けたいと思う。
LET'S GO BRANDON!!(レッツゴー ブランドン)
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これは、今、アメリカで大いに流行っている掛け声である。この掛け声を聞くたびに、心癒され、元気をもらうことが出来る。本来なら、K−POPファンらしく「ファイティン」というところだが、本ブログ特有のニュアンスがある。愛読者なら周知の事実だが、ブログ主は大手事務所のアイドルからは距離を置いている。組織力、資金力でゴリ押しする姿は、鑑賞に堪えられるものではない。中小企業の星だからこそ、それでしかできない、明らかに一線を画す輝きがある。それは、
人の「心」「絆」であり、それを継続することがいかに大切であるか。だからこそ、心を込めて応援し続ける意味がある。
LET'S GO BRANDON!!この掛け声は、本ブログでも、これから頻繁に出てくると思う。そのアメリカでの由来については、
別ブログ「トランプ大統領の真実 第二章」(←ここをクリック)で是非とも、お読みいただきたい。今、アメリカ社会は荒れに荒れている。アメリカでの由来は、厳しく、辛いニュアンスがあることは事実だ。
アメリカを、そして日本と韓国も含めた世界を憂いつつ、K−POPに触れて心を癒し、勇気づけられ、本ブログも、継続していきたいと思う。
以上、「K−POPアイドル 魔の法則」 でした。\(^o^)/