希望に向かって進んでいた矢先に
夢半ばで、若くして亡くなられた
レディースコードのウンビさんとリセさんを偲び
本日は、レディースコード特集です。

他に類を見ない、独特の魅力をもったレディースコード
(以下、韓国流に「レコ」と略します)を
代表曲を中心に振り返ります。
デビュー曲の

「나쁜여자(ナップンヨジャ)
Bad Girl」



「可愛い系」でも「セクシー系」でもない独特のルックス。
思わず引き付けられました。

歌詞そのままの、
素敵な悪女スタイルのソジョン。



彼女を見て、真っ先に連想したのは
往年のハリウッドのギャング映画に出てきた
クールなヒロインの美女たち。

ローレン・バコール(Lauren Bacall)

バーバラ・スタンウィクBarbara_Stanwyck

美人歌手のジュリー・ロンドンJulie London

ボニーアンドクライドのフェイ・ダナウェイFaye Dunaway
演出している方も、明らかに意識してるな
と、映画ファンながらニンマリしながら観たものです。
そして、もう一つ、引き付けられたのは

リセのアクロバットダンス


どうしてここまで、見事に脚が上がるかと思うほどの
身体能力


アクロバットな動きに、びっくり。

ちなみに、相手の男性バックダンサーは
SISTAR(シスター)の「Give It To Me」で
ソユと踊って話題になった方ですね。

そして、色分けされたメンバーたちの個性も魅力的。
ソジョンとは対照的な、可愛いルックスのウンビ。

セカンドボーカルのアシュリーは
声量豊かなソジョンとは対照的に
メランコリックな表情で歌います。


キス人形みたいな顔立ちのマンネのジュニは

一発で覚えてしまいますね。猫顔です。

印象的なクールなポーズ。

これも、歌詞のストーリーを体現した味な演出です。
悲恋に終止符を打つために、敢えて「悪女」になって
男の元を去っていく女。
しかし、心の中では、止まらない涙を懸命に抑えている・・・・

B・ワイルダー監督の傑作「深夜の告白」をヒントにしてるな
・・・・と、思わず映画マニアックしちゃいます。

脚線美ダンスとフォーメーションの見事さ。

AOAの「フンドゥリョ」に出会う前だった
この時点で、レコのステージは私にとって最高級でした。
レコは、デビュー曲の時点で
アイドルというよりも、既にアーティストの輝きを持っていました。
「可愛いルックス」でありながら
表現するものは、映画ファンをうならせるような
クールでカッコいい魅力。
歌詞にも振付にもストーリー性がある。
私好みのヨジャグループが登場したな!!と、思いました。
画像付きで、何度もリピートしたものです。
Ladies' Code 「ナップンヨジャ」 音楽中心
デビュー曲でありながらMカのベストテンに入る健闘ぶり。
大物新人を予感させました。
続いての代表曲は

「예뻐 예뻐(イェッポ イェッポ)」
別嬪だぁ 別嬪だぁ

今度は、素敵な悪女ソジョンが打って変わって
瞳もパッチリの可愛い女に変身。


何と言う、幅の広い表現力だろう。
全体的に「可愛い系」寄りになりましたが、
音楽自体はクールさを継続。
一言でいえば、アメリカンレトロ。
それも60年代ではなく70年代
私個人は70年代の方が断然好み!!

スリーディグリーズやシュープリームスなどの
黒人女性歌手のハーモニーを見事に再現。
それでいて東洋人女性の魅力で
親しみやすく噛み砕いてくれて
さらにキムチ風味も加えて、独特のK-POPらしさ
がありました。

さらに、ビージーズ(BeeGees)も少しだけ入ってたりして(^-^)
ご機嫌のアメリカンレトロです。

♪そうよ、あたしはリセ
♪他よりちょっとHotなの
♪性格きつめだから近寄りがたいかしら
♪顔はセクシー、性格はクール
♪発音がおかしいなんて言わないでね

♪私は末っ子、姉さんより可愛いジュニよ
♪ダンスに行っても顔パスよ
♪あたしの魅力にまいっちゃうかしら
♪あたしの猫みたいな目に掴まったら
♪逃れられないわよ
メンバーの名前と性格を歌の歌詞にして
個性を際立たせて魅惑していくのは
他では見られないレコ独特の手法。


ストーリー性のある歌詞と振付は

ウンビの可愛らしさを盛り上げます。

この衣装、初めに観たとき
「体はどこにあるの?」って思いました。
デザインも独創的ですね。

黄色い「大きな手」が「別嬪だぁ」と褒め称える面白さ。

病みつきになるイェッポ!イェッポ!の繰り返し。
ソジョンの高音のシャウトが、快く耳に残ります。
この曲は、チャートの上位を長時間持続し
ヒット曲となりました。
Ladies' Code 「イェッポ イェッポ」MV
Ladies' Code 「イェッポ イェッポ」 ミュージックバンク
「次は音楽番組で一位を取りたい」
希望に燃えて、
満を持して出した新曲は

「So Wonderful」

トランペットの渋いイントロを聴いた途端に
「来たぁ〜〜!!」と思いました。

マイルス・デービスじゃん!!!!
どこまでも、レコらしさで迫ってくれるなぁ

レトロなスタンドマイクのステージもグッド!

リセは本当に美人でしたね。

黒髪のウンビは、どこまでも可愛らしく。

人形師の物語「コッペリア」を彷彿とさせる
哀愁のMVもグッド!!

思えば、このMVのように・・・・

亡くなった二人の精巧な人形を作って
魂を吹き込んででも、元に戻らないものか。

物語は「恋するマネキン人形たち」
人形師を恋するあまり、彼を人形にしてしまったが

物言わなくなった彼を前にした
悲しげなリセの美しい横顔を見ると
やるせない気持ちになってきます。
「So Wonderful」は独特の魅力的な曲でした。
「So Wonderful」 ダンスチュートリアル
そして、今年の夏
「イェッポ!イェッポ!」のような可愛い系に戻って出した最新曲

「KISS KISS」

リセの指キスポーズ。

ウンビのセクシーポーズ


街頭パフォーマンスもあって
夏にぴったりの、思いきり明るいレコでした。
「Kiss Kiss」 路上ライブ
ただ、タイミング的には・・・・
可愛い系寄りの、似た感じの新人ラッシュの中で、
クールなレコの個性が目立ちにくかった印象があります。
もし、順番を逆にしていたらどうだったでしょう。
「イェッポ!×2」の勢いに乗って、可愛い系「KISS KISS」で
波に乗り、その後、デビュー当時の「クールでカッコいい」レコに
戻って「So Wonderful」だったら、このシーズンにあって
レコにしか出せない味が、大いに目立ったことでしょう。
レコ自身による、ハーモニー抜群のバックコーラスが
楽しめるのは、私のお気に入りのドラマOST

レディースコード 「ミチゲフッカゲ(狂わしいほどぞっこんよ)」
こんなに美しいハーモニーを出せるのは
レコしかいないと思っています。
他の誰にも真似できない独特の魅力を持っていたレコ。
ヨジャグループは数多かれど、レコ同様の味を出せるグループは
一組もありません。
本当に素晴らしいグループだった。
そして
このままで終わらせるのは、もったいない。
心の傷が癒えるのに、時間はかかるかもしれません。
一年後、二年後、あるいは数年後でもいい。
「レコを続けたい」と言っていたウンビ、リセの心を継いで、
再起したいと思ったなら、
大いに応援したいと思います。
ウンビの葬儀で流れた
「I’m Fine, Thank You」が感動を呼んでますね。


ソジョン&リセ I'm Fine, Thank You
バラエティー番組での、この曲を歌うリセとソジョンです。
心に沁みる、素晴らしい歌唱力です。
前回も書きましたが・・・・
ファンの力でチャートの一位を取ったドラマには感動しましたが
さらにその結束力で、韓国社会に働きかけてほしい。
署名運動などで勢いをつけ、
「交通事故多発を撲滅するための五か条の提案書」を
韓国政府に提出するなど、社会運動に結び付けて
悪い状態のままの韓国の交通事故の多発を減らしてほしいです。
レーガン大統領狙撃事件の時に犠牲になったブレイディ報道官。
彼の名前を冠した「ブレイディ法案」が通ることで、少しでも
銃規制をして、社会問題を解決しようという動きは起こりました。
韓国でも「ウンビ、リセ法案」を作成して通すというような、
社会的行動は絶対に、起こすべきなのです。
センチメンタルになっているだけでは、
時が過ぎれば、忘れてしまうのです。
ふたりの死を無駄にしないためにも
自分に何が出来るか・・・・
自問自答しつつ
建設的に、前向きに、進んでいきたいと思います。

生前、仲がよかった2人。
リセはウンビを妹のように可愛がっていました。
天使の羽のモニュメントでポーズを取るふたり。


今、天国で、なかよく羽ばたいているでしょうか・・・・
以上、「追悼 レディースコード特集」でした。
そして
Show Must Go On!!
次回は、いつものK−POPの記事を予定しています。
夢半ばで、若くして亡くなられた
レディースコードのウンビさんとリセさんを偲び
本日は、レディースコード特集です。

他に類を見ない、独特の魅力をもったレディースコード
(以下、韓国流に「レコ」と略します)を
代表曲を中心に振り返ります。
デビュー曲の

「나쁜여자(ナップンヨジャ)
Bad Girl」



「可愛い系」でも「セクシー系」でもない独特のルックス。
思わず引き付けられました。

歌詞そのままの、
素敵な悪女スタイルのソジョン。



彼女を見て、真っ先に連想したのは
往年のハリウッドのギャング映画に出てきた
クールなヒロインの美女たち。

ローレン・バコール(Lauren Bacall)

バーバラ・スタンウィクBarbara_Stanwyck

美人歌手のジュリー・ロンドンJulie London

ボニーアンドクライドのフェイ・ダナウェイFaye Dunaway
演出している方も、明らかに意識してるな
と、映画ファンながらニンマリしながら観たものです。
そして、もう一つ、引き付けられたのは

リセのアクロバットダンス


どうしてここまで、見事に脚が上がるかと思うほどの
身体能力


アクロバットな動きに、びっくり。

ちなみに、相手の男性バックダンサーは
SISTAR(シスター)の「Give It To Me」で
ソユと踊って話題になった方ですね。

そして、色分けされたメンバーたちの個性も魅力的。
ソジョンとは対照的な、可愛いルックスのウンビ。

セカンドボーカルのアシュリーは
声量豊かなソジョンとは対照的に
メランコリックな表情で歌います。


キス人形みたいな顔立ちのマンネのジュニは

一発で覚えてしまいますね。猫顔です。

印象的なクールなポーズ。

これも、歌詞のストーリーを体現した味な演出です。
悲恋に終止符を打つために、敢えて「悪女」になって
男の元を去っていく女。
しかし、心の中では、止まらない涙を懸命に抑えている・・・・

B・ワイルダー監督の傑作「深夜の告白」をヒントにしてるな
・・・・と、思わず映画マニアックしちゃいます。

脚線美ダンスとフォーメーションの見事さ。

AOAの「フンドゥリョ」に出会う前だった
この時点で、レコのステージは私にとって最高級でした。
レコは、デビュー曲の時点で
アイドルというよりも、既にアーティストの輝きを持っていました。
「可愛いルックス」でありながら
表現するものは、映画ファンをうならせるような
クールでカッコいい魅力。
歌詞にも振付にもストーリー性がある。
私好みのヨジャグループが登場したな!!と、思いました。
画像付きで、何度もリピートしたものです。
Ladies' Code 「ナップンヨジャ」 音楽中心
デビュー曲でありながらMカのベストテンに入る健闘ぶり。
大物新人を予感させました。
続いての代表曲は

「예뻐 예뻐(イェッポ イェッポ)」
別嬪だぁ 別嬪だぁ

今度は、素敵な悪女ソジョンが打って変わって
瞳もパッチリの可愛い女に変身。


何と言う、幅の広い表現力だろう。
全体的に「可愛い系」寄りになりましたが、
音楽自体はクールさを継続。
一言でいえば、アメリカンレトロ。
それも60年代ではなく70年代
私個人は70年代の方が断然好み!!

スリーディグリーズやシュープリームスなどの
黒人女性歌手のハーモニーを見事に再現。
それでいて東洋人女性の魅力で
親しみやすく噛み砕いてくれて
さらにキムチ風味も加えて、独特のK-POPらしさ
がありました。

さらに、ビージーズ(BeeGees)も少しだけ入ってたりして(^-^)
ご機嫌のアメリカンレトロです。

♪そうよ、あたしはリセ
♪他よりちょっとHotなの
♪性格きつめだから近寄りがたいかしら
♪顔はセクシー、性格はクール
♪発音がおかしいなんて言わないでね

♪私は末っ子、姉さんより可愛いジュニよ
♪ダンスに行っても顔パスよ
♪あたしの魅力にまいっちゃうかしら
♪あたしの猫みたいな目に掴まったら
♪逃れられないわよ
メンバーの名前と性格を歌の歌詞にして
個性を際立たせて魅惑していくのは
他では見られないレコ独特の手法。


ストーリー性のある歌詞と振付は

ウンビの可愛らしさを盛り上げます。

この衣装、初めに観たとき
「体はどこにあるの?」って思いました。
デザインも独創的ですね。

黄色い「大きな手」が「別嬪だぁ」と褒め称える面白さ。

病みつきになるイェッポ!イェッポ!の繰り返し。
ソジョンの高音のシャウトが、快く耳に残ります。
この曲は、チャートの上位を長時間持続し
ヒット曲となりました。
Ladies' Code 「イェッポ イェッポ」MV
Ladies' Code 「イェッポ イェッポ」 ミュージックバンク
「次は音楽番組で一位を取りたい」
希望に燃えて、
満を持して出した新曲は

「So Wonderful」

トランペットの渋いイントロを聴いた途端に
「来たぁ〜〜!!」と思いました。

マイルス・デービスじゃん!!!!
どこまでも、レコらしさで迫ってくれるなぁ

レトロなスタンドマイクのステージもグッド!

リセは本当に美人でしたね。

黒髪のウンビは、どこまでも可愛らしく。

人形師の物語「コッペリア」を彷彿とさせる
哀愁のMVもグッド!!

思えば、このMVのように・・・・

亡くなった二人の精巧な人形を作って
魂を吹き込んででも、元に戻らないものか。

物語は「恋するマネキン人形たち」
人形師を恋するあまり、彼を人形にしてしまったが

物言わなくなった彼を前にした
悲しげなリセの美しい横顔を見ると
やるせない気持ちになってきます。
「So Wonderful」は独特の魅力的な曲でした。
「So Wonderful」 ダンスチュートリアル
そして、今年の夏
「イェッポ!イェッポ!」のような可愛い系に戻って出した最新曲

「KISS KISS」

リセの指キスポーズ。

ウンビのセクシーポーズ


街頭パフォーマンスもあって
夏にぴったりの、思いきり明るいレコでした。
「Kiss Kiss」 路上ライブ
ただ、タイミング的には・・・・
可愛い系寄りの、似た感じの新人ラッシュの中で、
クールなレコの個性が目立ちにくかった印象があります。
もし、順番を逆にしていたらどうだったでしょう。
「イェッポ!×2」の勢いに乗って、可愛い系「KISS KISS」で
波に乗り、その後、デビュー当時の「クールでカッコいい」レコに
戻って「So Wonderful」だったら、このシーズンにあって
レコにしか出せない味が、大いに目立ったことでしょう。
レコ自身による、ハーモニー抜群のバックコーラスが
楽しめるのは、私のお気に入りのドラマOST

レディースコード 「ミチゲフッカゲ(狂わしいほどぞっこんよ)」
こんなに美しいハーモニーを出せるのは
レコしかいないと思っています。
他の誰にも真似できない独特の魅力を持っていたレコ。
ヨジャグループは数多かれど、レコ同様の味を出せるグループは
一組もありません。
本当に素晴らしいグループだった。
そして
このままで終わらせるのは、もったいない。
心の傷が癒えるのに、時間はかかるかもしれません。
一年後、二年後、あるいは数年後でもいい。
「レコを続けたい」と言っていたウンビ、リセの心を継いで、
再起したいと思ったなら、
大いに応援したいと思います。
ウンビの葬儀で流れた
「I’m Fine, Thank You」が感動を呼んでますね。


ソジョン&リセ I'm Fine, Thank You
バラエティー番組での、この曲を歌うリセとソジョンです。
心に沁みる、素晴らしい歌唱力です。
前回も書きましたが・・・・
ファンの力でチャートの一位を取ったドラマには感動しましたが
さらにその結束力で、韓国社会に働きかけてほしい。
署名運動などで勢いをつけ、
「交通事故多発を撲滅するための五か条の提案書」を
韓国政府に提出するなど、社会運動に結び付けて
悪い状態のままの韓国の交通事故の多発を減らしてほしいです。
レーガン大統領狙撃事件の時に犠牲になったブレイディ報道官。
彼の名前を冠した「ブレイディ法案」が通ることで、少しでも
銃規制をして、社会問題を解決しようという動きは起こりました。
韓国でも「ウンビ、リセ法案」を作成して通すというような、
社会的行動は絶対に、起こすべきなのです。
センチメンタルになっているだけでは、
時が過ぎれば、忘れてしまうのです。
ふたりの死を無駄にしないためにも
自分に何が出来るか・・・・
自問自答しつつ
建設的に、前向きに、進んでいきたいと思います。

生前、仲がよかった2人。
リセはウンビを妹のように可愛がっていました。
天使の羽のモニュメントでポーズを取るふたり。


今、天国で、なかよく羽ばたいているでしょうか・・・・
以上、「追悼 レディースコード特集」でした。
そして
Show Must Go On!!
次回は、いつものK−POPの記事を予定しています。
タグ:LADIES' CODE
気づかせてくれたのはこのブログでした。
ほんとにいい音楽ですよね。
このまま終わるのはもったいない。
3人でなんとか存続させてほしいです。
天国のふたりも、それを願っているでしょう。
そして、3人を通して果たせなかった夢を生きると思います。
Brassの効いたかっこいい音楽をもっと聴きたいです。
コメント、ありがとうございます。
レディースコードの素晴らしさを少しでもお伝えできて、うれしいです。
「なんとか存続させてほしいです」
時間はかかるでしょうが、いつか実現すると信じています。
ここ数日間、レコばかり聴いていました。
不思議と心が安らぎます。
でも、あまり聴き過ぎると、抜け出せなくなりそうなので、
心も新たに、K-POPを愛していこうと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=on6-toZOOHg