
( "A Young Girl Reading" by Jean Honoré Fragonard 1770 )
女性美をこよなく愛し、マニアックにこだわる
ブログ主入魂の企画「K-POP横顔の美形度」。
週刊「横顔美人」は、すでに三回に渡ってアップしました。
女性美を追求する楽しさを少しでも味わっていただけたらと思います。
さらに、これからも続けるにあたり、当然のように出てくるであろうこと、
そして、どうしても触れないわけにはいかないことがあります。
それは・・・・
美容整形による人工的な美形についてです。
どんな美人でも、それが人工的に作られたことを知った途端に
「騙された」とか「偽物」などという悪いイメージに豹変してしまうことが多いようです。そして、アイドルファンの世界では、無意味な誹謗中傷やSNSの荒れ、炎上につながったりします。
何とも不毛な話ですね。なぜこのようなことになるのでしょう。
それは・・・・
@そもそも、「美形」とは何か、
その基準や査定方法が全くわかっていない。
例えそれが個人的好みにしても、それが把握できていない。
パッと見で「綺麗」なら、即美人と決めつける。
こういう人々は、常に商売人に騙されやすい。
A美容整形による「修正」を見分ける方法が分からない。
この二点に尽きるでしょう。
もとより「荒らす」ことにしか興味のないネチズンが、
「可愛いぃ〜」「綺麗ぃ〜」などと騒いでいるアイドルファンの集団に、整形前の画像などを、これ見よがしに爆弾投下し、大騒ぎになるのを愉しむのです。ある者は狼狽し、ある者は怒り、ある者は必死に擁護します。
何とも空しいですね。
美形についての@、Aさえ押さえていれば、これがいかにバカバカしいことであることが分かるでしょう。
そして、言っておきたいことがあります。
ブログ主は、
K−POPアイドルの美容整形に対しては、至って寛容であることです。
「アイドルの○○って、整形なんだとさ。」
「ふぅ〜ん・・・・・・それで?」
てな感じです(笑)
これについては後述します。
そしてもう一つ、この記事は
美容整形を見分けることに始終するという虚しいことを目的とした企画ではないということです。

これは美容整形のブログでもHPでもありません。
大きく違うことは、このシリーズのテーマとは、古今東西の偉大な美の巨匠たちが追及した美に共通する基準であり、美を創造したまえし神への畏敬の念とともに語るものである。
そして、美容整形の世界の基準とは、あくまでクライアントの要望に従うものであり、また、自ら推奨するアドバイスは、決して美容整形外科医が作った基準ではなく、「一般に美しいとされる鼻、目、口、そして総合的形状」であり、それは、美の巨匠たち、あるいは往年のハリウッドの巨匠プロデューサーたちが追求しつつ築き上げたものが元となっている。
美容整形は「美の基準」を造らない。
美の巨匠たちの追求した規準に従っているだけ。
彼らはクリエイターではないのです。
ブログ主の興味の対象は、
あくまで「美の巨匠たちが生涯をかけて追及した美の規準」なのです。
美容整形関連ののHPで、よく「角度を正確に○度から○度まで」とか載ってますが、これはクライアントとの意思疎通を念入りにするためのもので、そのような絶対的基準があるわけではありません。
今回の記事の主旨は、K−POP美女をこよなく愛し、肖像画を描く者の観点からの独自の方法を述べるものであることを強調しておきます。
それにもかかわらず、美の巨匠の行きついた基準に一致してしまうのを確認するたびに、美の神への畏怖の念を抱かないわけにはいかないのです。
それでは、本題に入りましょう。
その美しい鼻が美容整形によるものであるかないかを見分ける
もっとも分かりやすい方法は
美容整形を公言している人の鼻を
よく観察すること
です。
まず初めの例は・・・・
韓国トロットの女性歌手の第一人者
ホン・ジニョン

音楽の論文で博士号をとった才媛でございます。歌も上手いですねぇ。
美しくも可愛らしい方ですねぇ
彼女は美容整形を公言しています。しかも、手術部位が「鼻」であることも告白しております。その代り、美しくシュッとしまった顎の線は自前であることを強調しています。むしろ、これが言いたかったのでしょうが、そのためには「鼻」を公言しないわけにはいかなかったのでしょう。

綺麗な鼻の稜線ですねぇ

横顔も美しいですね。
でも、これは整形なのです。
よくお分かりでしょうが、ブログ主が筆頭にあげた「横顔美人」の重要査定項目@「鼻の稜線」について、記事の通りの「上向きの曲線」があるのにお気づきでしょう。
整形外科医も、そしてクライアントのジニョンさんも、この点を重要視して決断したことが分かります。大金を掛け、親からもらった顔を捨ててまで整形するのですから、大きな決心が必要ですね。横顔の美しさには
「絶対に譲れない要素」「絶対に妥協できない大きな一線」があるのです。それこそが、今回のブログ企画「厳選なる査定基準」なのです。
それでは、これを整形と見分けるのにはどうしたらよいのでしょう。
それは・・・・
鼻の穴の形状に注目せよ

この写真だと分かりやすいです。
鼻の稜線はクッキリと美しいですが、

鼻の穴の形が、まんまるなボタン状のままです。
生まれながらの美形の人は、組み込まれたDNAの設計図にしたがって
鼻の軟骨、硬骨、皮膚組織が、子供のころからの成長過程で、バランスよく同時に発達していきます。だから鼻の穴の形も同様に美しくなります。
ところが、人工的な整形だと、鼻の穴の形が稜線の修正についていけず置いてきぼりになるわけですね。
公言していないK-POPアイドルでも、結構「バレバレ」の方は多いです。
当人の名誉のため、あえて分からないように鼻だけ見てみましょう。
鼻の稜線と鼻孔のバランスに注目してください。



これなど、鼻の稜線だけ妙に綺麗ですが、鼻の先端と鼻孔が大きく離れて、いかにもバランスが悪い典型ですね。それでも、分からない人には分からないまま、鼻美人として通っていることも多いようです。(別にそれはそれで、OKなんですけどね。)笑
他にも同様の例があります。
元スピカのキム・ボア
元ボイストレーナーでもある彼女の声量はずば抜けていて
その歌唱力はK-POP歌手の中でも上位に入るでしょう。
彼女も鼻の整形を公言しています。

鼻の稜線は美しいですが、鼻の穴の形状に注目すれば
両者のバランスが自然ではなく、
稜線のみ修正したことがよくわかります。

彼女が整形を公言したのは
デビュー間もない頃のバラエティ番組でした。
そして、元々肥満体型であったことも、写真でばらしました。
厳しいトレーニングに耐えて作られたダイエット美人だったのです。
共演した女性タレントの方が言ったことが印象に残っています。
「ええ〜〜? 私、キム・ボアさんって、生まれながらにモデルのようにシュッとした体形の美人さんだと思ってましたよ!!」
私は、鼻については密かに感づいていましたが、ダイエット美人だったのは意外だったので、同感でした。
そして思ったのは
「言わなきゃ、分からなかったのに!!」
鼻の整形も修正程度ですから、ほとんど誰も気づきません。せいぜい、美形マニアックな本ブログ主くらいのもの?(笑)
この当時のスピカはデビューしたてで、評価も好ましく、自分が大物になっていくのだろうと希望に燃えていたのでしょう。そして大物になったら、整形のことは必ずばれる。ならば、早いうちに公言しておこうと思ったのでしょう。しかし、残念ながらスピカは鳴かず飛ばずで終わり、解散。そして、キム・ボアの整形告白のみが残ってしまった・・・・
整形を公言するのは、
もう少し待ってからでもよかったかもしれませんね。
横道にそれましたが
ここで!!
鼻の穴の形に注目しさえすればよいかというと、そう甘くはありません。
敵もさるもの。それを交わす技術があるのです。

真ん丸な鼻の穴を、シュッと細長い形に
変える手術があります。
(細かい手順については、一般SNSを検索してください。)
こうなると、見分けるための更なる努力が必要となります。
ここで登場する「整形を公言している歌手」は・・・・
オム・ジョンファ!!
(彼女はアーティストとして優れた方です。
彼女の歌で、ブログ主がK-POP史に残る傑作と思う歌も数多くあります。
整形ネタだけで登場させたわけではないことをまず言っておきます。)

これが「元」の画像。
鼻の穴に注目。

真ん丸ですねぇ
結構、この顔は親しみを持たれていたのですが
当人は思い切って変えました。
変えた顔がこちら。
同様に鼻の穴に注目。




いかにも「真ん丸」を無理やり「細長く」した!!
って感じですね。
鼻の稜線と鼻孔の形状のバランスに注目すると、やはり自然さに欠けると言えます。整形としては成功していると思いますが、分析検証すると、分かります。
その見分けるコツは、「バランス感覚」を磨くことです。
自然に美しい鼻孔の形状は、そのもの単独だけでなく、鼻の稜線、鼻翼など、全体とのバランスが快い比率で整っているのです。
「黄金比率と言われても、何のことだか分からん」と言っているようでは、「勝手に騙されてるしかない」ということになりますね。
では、バランス感覚を磨くにはどうすればよいか?
それは・・・・
ブログ新天地を愛読して、真の女性美とは何かに親しむこと!!ですね。
\(^o^)/
耳の軟骨の一部を鼻に移植するなど、色々な方法があります。
ただ、鼻の軟骨群が貧弱だと、変形に耐えきれず、歪んだり曲がったりしてうまくいかないことも多いそうです。
鼻の美容整形が成功する例では、元々鼻の骨がしっかりしていて、多少の修正に耐えられるのです。
そして、目、鼻、口などのパーツの配置も、元々黄金比率に適った形です。つまりは・・・・
元々80〜90%の美形で、残りの20〜10%を補ったから
成功例となる。
美形度20%以下の場合は、修正すればするほど無理が出てきて、収拾がつかなくなります。
整形外科医さんも大変ですねぇ
特にクライアントさんの要望に無理がある場合など。
美容整形による鼻では「ない」
潔白の決定的証拠の例
ここで聖女ソウォンに登場してもらいましょう。
ヨチンのリアル番組「ヨチンとヨーロッパの旅」の初回の場面。
寮でくつろぐ6人の姿を収めた画像。
起き抜けなのですっぴんです。目も腫れぼったいです。
さらに、鼻がむずがゆかったらしく
ソウォンが、鼻に手を当てています。

面白いほど「ぐにゃっ」と曲がっていますね。
ソウォンは、それを何の抵抗もなしにやっています。
まさに、これこそが「ソウォンの鼻が生まれながらのもの」である決定的証拠です。
美容整形手術を受けた方は、それが完全に完了するまで、かなりの苦労があります。術後の痛みに耐え、腫れが引くまで待たなければなりません。やっと完了した時点で、その手術部位を触ることは、大きな恐怖を伴います。まだ痛みが残っている気がする。強く歪めようものなら、せっかくの修正箇所が破壊されてしまいそうだ。大金を掛けて苦労して修正した部位を再び壊して、また一からやり直しなんて、思っただけでゾッとする。
それに対して、例えば我々一般人は、美容整形なんてほとんど縁がありません。皆さん、鏡の前に立って、鼻を手で歪めてみましょう。右へ、左へ。まあ、面白いほど鼻って柔らかく曲がるものですねぇ。もちろん痛みなんてありません。何の抵抗もありません。それは当然です。なぜなら・・・・
我々は、美容整形を受けていないからです。(笑)
ヨチンはリアリティ番組でも、寝起きなどの「素」の姿を惜しみなく見せてくれます。だからこその、貴重な決定的場面ですね。寝起き、すっぴん、鼻がむずがゆくて歪めている・・・・普通、アイドルはこういう場面を見せたがらないものです。だから、決定的瞬間をとらえることはほとんど不可能です。
これほどの決定的場面がない限り、100%「シロ」とは言い切れません。
まあ、そこまで厳密に観察していたら、キリがなくなりますけどね。

ギュリ様ですら、潔白の決定的瞬間の画像はありません。それでも、ブログ主は、ギュリ様は整形とは無縁と確信しています。新天地式の分析検証の結果です。
「シロ」とか「疑惑」とか、
そんな言葉は使いたくありませんよね。
美に対する感覚と査定基準を常に鋭くしていれば
何の迷いもないのです。
最後に・・・・
ブログ主が、
K-POPアイドルの美容整形に
寛容なわけ
@アイドルは商品である。
売り物となるためには、育てるために多額の出資が必要となる。訓練のために手間暇かけなければならない。そして、元々歌手の素質のある者が、訓練の甲斐あって、歌もダンスも上手くなり、センスも抜群で、売り物一歩手前まで来た。しかし・・・・鼻の形が悪い、あるいは目が一重で腫れぼったい。たったこれだけの理由でデビュー出来ないとしたら?
多額の出資を回収し、利潤を生むためにも、整形手術を受けさせるでしょう。当人も、顔の一部が原因で今までの苦労が報われないとしたら、整形に対して何の抵抗もないでしょう。
アイドルという商品を少しでも売れるものにするために、その商品に多少の修正を施すことは問題のある事とは思いません。
(もちろん、手術による健康上のリスクには気を付けなければなりません。医師の指示にはしっかりと従うべきです。)
商売人は、アイドルファンという消費者のニーズに合わせているだけのことです。テレビがなく、ラジオだけの時代では、歌さえ上手ければ売れました。しかし、ビジュアル全盛の現在では、そうはいきません。
本ブログ主は、ソロ歌手のキム・ナヨンを一押しにして応援しています。彼女は歌は抜群ですが、容姿はかなり素朴です。しかし、私は「そんなの関係ねぇ!!」と熱く応援しています。ランキングでは惜しみなく上位に入れています。
ところが、そんなファンは多くはいません。
「女性美の査定基準」がよく分からないまま、パッと見で「日本製のアニメ」に似た顔をしているだけで「可愛い」「美人だぁ」などと騒ぎ立て、そうでない顔を「ブサイク」と決めつけて叩く。それで商売に影響するとすれば、たまったものではない・・・・そりゃ整形という荒療治だってするでしょう。
「もともと、薄っぺらなアイドルファンのニーズに合わせてやってるだけだろうがぁ!!」と、商売人こそ開き直ってもいいと思いますよ(冷笑)
歌の上手さと美貌とが比例しない法則

精神的理由
もともと容姿に自信のない女が、自分に男が寄ってこないのは容姿のためだと決めつける。自分は恋愛には縁がないと決めつければ、おのずと内向的になる。内向的な性格の女に、男は声をかけにくい。相乗効果で、女はますます恋愛から遠ざかる。それでも、歌の才能があった時、女は思う。「自分には歌がある。歌を歌っているとき、浮世の憂さを忘れることができる。自分には歌で十分。男なんていらない・・・・」
歌の訓練に耐えるには絶好の精神状態である。男に縁がないから、歌の練習時間なら有り余るほど取れる。恋愛にうつつを抜かしていないから、十分な集中力である。
なまじ容姿端麗だと、男が放っておかないから、恋愛に現を抜かす。集中力も練習時間もあったものではない。
身体的理由
以前、管楽器の長さと音程について書いたことがある。長さのある管楽器(主として渦巻き状になっているチューバなど)は低音であり、高音は管が短い。同じ法則で、女性的美しさの象徴ともいえる高音が出る歌手は、基本的に首が短く、幼児体型で顔がデカく、脚は短い。場合によっては肥満体である。クラシックのソプラノ歌手に多い。これは、高音を出すための理想的な体型である。
かくして、精神的および身体的理由で
「歌の上手さと美貌が比例しない」法則が成立する。
(もちろん、例外は存在します。ヨジャチングの歌姫ユジュがそれです。
彼女は、長身で脚も長いモデル体型。ソウォンの陰に隠れて目立ちませんが、歌の上手さと美貌が比例している貴重な例でしょう。)
容姿端麗で、小顔で脚が長くて、それでいて歌が上手い。そんな女が簡単に見つかれば、商売人は苦労することがないだろうが、そうはいかない。
ならば、「作っていく」しかないのである。
K-POPファンは「口ぱく(Lip Sync)」を極端に毛嫌うが、映画ファンである筆者は、さほど気にしていない。ミュージカル映画なんて、作り物だらけだ。口パクは当たり前。女優が容姿端麗でも、声が低くて歌が下手なことはよくあることで、当然ながら、歌「だけ」上手い歌手の声を「あてる」。
優れた所だけを集めてきて、理想を作り上げるのだ。
K-POP番組が口パクだって、「当人の声ならば」十分だろう。
映画ファンは「作り物の嘘」に慣れている。
しかし、K-POPアイドルファンには、慣れていない者が多いようだ。
アイドルは「作り物」である。
アイドルは「嘘だらけ」である。
完全な真実など、どこにも存在していない!!
A完璧に騙してくれたら、それは幸福である。
自分の個人的好みも含め、「美の基準」とは何かをしっかり把握し、
整形の見分け方も、最低限知った上で分析検証を楽しむ。
バランスの悪さを認識すれば、多くの場合「整形か否か」は分かる。
心に余裕があるから、分かったからと言って、別にどうということはない。
腹にしまって黙っているだけである。
SNSで発信することがいかに虚しいことであるかが分かるだろう。
更に、それでも稀に、整形外科医の腕が非常に優れていて、分からないこともある。その場合は、騙されて本望。
よくぞここまで完璧に騙してくれた。ありがとう。(^o^)
あっぱれ!!
賞賛した上で、いかに技術とセンスが優れていたかを、逆に検証して記事にしたくなるだろう。(笑)
整形と知ってうろたえたり、怒る必要など、全くないのである。
嘘を見抜く能力を養ったうえで
嘘を楽しむこと。
それが、K-POPを百倍楽しむ方法ではないでしょうか。
以上、K−POPアイドルの整形について、
ブログ主の見解を示しておきました。
そして、次回は、今回の記事の補足と言う感じで
美容整形された顔の
「間違った」見分け方
あなたのその方法、間違ってますよ!!
です。
お楽しみに
\(^o^)/