いよいよ来ました。
「聖母ソウォンの立っていた聖地を正確に特定する」シリーズ
【最終回】
東京タワーのある夜景を前に微笑むソウォン

夜景のように輝く聖母ソウォンの美しさ
しかし、うっとり見惚れてばかりいられない。
この場所だけはどうしても特定できないのだ。
永遠なる最終難問である。
ソウォンの背景にあるのは、

六本木ヒルズ高層タワーと現在建設中の麻布台ヒルズ。
そしてライトアップされた東京タワーがその背後に写っている。一本の広めの車道があり、電飾の並木もちらほら。けやき坂通りのようでもあるが、TV〇〇の建物がないので違う。

手前には公園らしきものがあり緑の植え込みが見える。そして入り口付近には、特徴的な石。石碑か歌碑かと思われる。人間の頭状の奇妙な形をしている・・・・
手前にあるのは金属板かガラス板で、床のタイルが反射して見えている。
これだけの手がかりがありながら、特定は困難を極めている。

見た目でこのような配置となるのは、地図上では、東京タワーと六本木ヒルズ、そして、麻布台ヒルズと六本木ヒルズを結んだそれぞれの直線に挟まれたグリーンのエリアのはず。しかし、どこを探しても同じ形状の街並みは見当たらない。緑の公園と広めの道路・・・・一見してソウォンのいる場所は、大規模なホテルラウンジのようなところではなく、歩道橋のような手軽な場所で、欄干によりかかったようなポーズで彼女は微笑んでいる。ガラス張りの室内ではない。どうしても分からない。
まずは地図上で目星をつけてから探索を開始するのだが、地図上の時点で壁に当たってしまった。悩みに悩んで諦めかけたその時・・・・
待てよ・・・・
この六本木ヒルズ高層タワーは、本当に六本木ヒルズか??
現在、森ビルは複数の高層ビルを次から次へと建てている。
形状は・・・・確かに似ている。しかし、ここであることに気づいた!!六本木ヒルズ高層タワーなら、その横に「レジデンスタワー」が双子状に建っている。しかし、この写真にそれがない。
陰に隠れている様子もない。
そして建設中と決めつけていた麻布台ヒルズだが、現在では、ほとんど完成しており、その横に、それまで影も形もなかった別のレジデンスが建設中なのだ。
ならば・・・・!!

六本木ヒルズと麻布台ヒルズではなく

ほぼ完成した麻布台ヒルズ森JPタワーと、建設中のレジデンスビルではないのか。
となると・・・・!!
今、ソウォンが立っている場所は、六本木ヒルズそのものということになる。そうに違いない。ならば、検証しなおしだ。六本木ヒルズ周辺を当たれ!!(←まるで刑事ドラマだね。)笑
戻って来た六本木ヒルズ。
巨大な高層タワー内をすべて探るわけにもいかず、とりあえずはTV〇〇周辺を当たるか。
う〜〜む
こんな感じね。
毛利庭園・・・・か。
まあ、立派で綺麗な景観だが
ソウォンの聖地とはだいぶかけ離れているかなぁ。
・・・・と、その時・・・・
あっ!!!!!!!!!
あ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
何だこの不気味な物体は!!
ぎゃぁあああああああ〜〜〜〜〜〜〜
↑ ↑
(何だ?何だ?どうしたんだよ。)
うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
げぇえええええ〜〜〜〜〜〜
↑ ↑
(おい おい
元ラブリズのミジュに「キモい、怖い」っていわれちゃうぞ。)笑
このオブジェ!!!!!
なんじゃ こりゃぁ〜〜!!

きんちゃく頭状の不気味な巨石。
この物体は見覚えがある。

ソウォンの背景にあった、これ!!!!!
(これはマーティン・プーリエの作品「守護石」)
聖地が・・・・聖地が近いぞ!!!!!
ソウォンのいた場所は・・・・

ここだぁ!!!!!
(なんか、ソウォンとブログ主、性格がそっくりだね。)笑
さっそく、階段を駆け上がるブログ主。
ソウォンよ・・・・ソウォンよ・・・・
愛しのソウォンよ。待っててくれ。今、行くぞ。
もう少しだ。
ソウォンの聖地が近づいている・・・・
近づいているぞ・・・・
ここだ!!!!!
ハンバーガーレストラン
(但し、街でよく見るチェーン店ではなく
個人による「レトロなハンバーガー」のこだわりの店だ。)
テラスからの眺めは、あの写真のビルの並びどおり。
あの「守護石」もバッチリ。
そして、このガラスの板。
これなら、夜は内側の床が反射して見える。

ソウォンとヘインは二人仲よく、この椅子に座って

絶景を眺めていたに違いない。
ソウォンがいた時より、木の枝が伸びてしまって、景色は多少変わっているが、それは気にしない。
決まった・・・・
聖地はここ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん??!!
あっ!!!!
違う!!違う!!
全然、違うぞ!!
ここで致命的ミスに気付いたブログ主。
あの「守護石」の位置。
ソウォンの背景では

赤で示してある、階段状のマンション1階前の歩道の曲線を基準にすると、守護石の頭頂のレベル線は、はるか下にある。
しかし、今、目の前にしている守護石の位置は

赤の曲線を突き抜けて、かなり上に来てしまっている。
六本木の画像の時にも示したように、これはカメラの上下の位置の違いで起こる。しかも、守護石はカメラよりはるか遠くにあることより、本物の聖地との上下距離は、膝を曲げたり背伸びしたりして調整できる範囲を大きく超えており、人間の身長の数倍以上ある。

ここは聖地ではない!!
本物の聖地は・・・・

この真上だぁ〜〜〜〜〜!!!!!
ハンバーガーを食っている場合じゃないぞ。
(但し、味は非常に美味しかったです。リピしたいくらい。)
上階へ急ぐブログ主。
ああ、ソウォンよ。何たる不覚。
ソウォンの来日から1週間程度で、
木の枝がそんなに伸びるわけないだろ!!
今度こそ・・・・今度こそ本物だぞ。
ヒルサイドに来た。
蜘蛛状の独特のオブジェがある。
風情あるヨーロッパ風の煉瓦状の柱。
そこを入ると
おお、先ほどより、はるかに視界が開けている。
この建物では、どこの階でもガラスのプレートがテラスにあるのだった。
そして、守護石の位置は・・・・

赤い曲線の基準より、しっかりと下にある。
ソウォンの画像にピタリと一致する。
さらに、緑色の縦線との左右関係より
ソウォンがいたエリアは、このテラスの1番右と特定できる。
更に決定的証拠が見つかった。

ガラスプレートの反対側の壁。

その下部は

微妙に傾斜しているため、床の線と平行ではなく、ズレがある。

ソウォンの夜景では、2本の互いに傾斜した直線が、ガラスプレートに反射して映っており、形状が完全に一致している。
石畳の形状も完全一致だ。
ついに来た!!
間違いない!!
聖母ソウォンの聖地はここだ!!

ミリ単位の正確さで特定したぞ!!!!!

六本木ヒルズ高層タワー
ヒルサイド1Fの展望エリア。
東京タワーに向かって
1番右から2番目のガラスプレートの前!!

ヘインさんは、この可愛い椅子に座って
あるいは時々立って
ソウォンを撮影していたのだ。
二人の会話が聞こえてきそうだ。
何というリアル感。
もう一度、ソウォンの写真を見てみよう。

同アングルから撮影してみた。
昼間の景色も鮮やかで綺麗だ。

ディゾルブしてみた。今回は入魂ですぞ。



有終の美を飾るべく、最終回で最高の画像を作ることが出来た。
筆者は、ソウォンのいたこの場所を離れることが出来なかった。この場所にいつまでも留まって、美しき余韻を味わっていたい気分だった。この場所にテントを張って1泊したい気分だ。いや、それどころか、ここに永遠に住みたいとすら思った。(笑)
・・・・そうも言ってはいられない。
後ろ髪を引かれる思いで、この素敵な場所を離れ、帰途についた。
聖母ソウォンには、本当に感謝したい。初のプライベートな海外旅行の場所として日本を選んでくれたおかげで、本ブログ10年以上の歴史の中でも、最も満足のいく記事の一つを書くことが出来たのだから。普段はインドア派のブログ主。東京の街探索なんて何年もやったことはなかった。久しぶりの探索は大いに楽しく充実し、新しい発見が数多くあった。
聖母ソウォンが、筆者の心を大きく広げてくれたのだ。
出会ってから8年以上経つのに、ここまで新鮮に心を満たしてくれ、夢中にさせてくれる・・・・ソウォンよ。あなたは本当に素晴らしい女性だ。
聖母の愛は遍在する・・・・
「ソウォンしか知らない世界を、ブログ主だけが共有している」
こんなことを書いたが、それは原稿執筆中だけであり、ひとたび記事をアップしたならば、本ブログの愛読者の皆さんと共に共有する喜びとなるのだ。「私の愛は、ファンの皆さん全員のためにあります。」ソウォンはそれを常日頃、口にしているし、筆者もそれを常に望んでいる。
素晴らしい記事が書けた。
ソウォンよ、本当にありがとう。
ということで、4回にわたってお届けした「聖地を特定する」シリーズ、今回で終了でございます。ご愛読ありがとうございました。
今後ともブログ「新天地」をよろしくお願いいたします。
\(^o^)/
2023-02-12 19:08:51