MC抜擢の聖母ソウォン。
映画ではなく、YouTubeでありTVである。

美しい



特にこのショット。

美人の横顔への光の当て方を心得ている。

明るい窓際に被写体を置くことで
輪郭に美しく光が当たる。
照明機材のセッティングに時間がかけられないときは
この手法を用いることが多い。

撮影スタッフは
常にソウォンを美しく撮ろうとしている。
しかぁ〜〜し!!
ソウォンの新作映画の照明は・・・・
最悪! 最低!
それもそのはず、これは怪奇映画だからだ!!
批判をする前に、人物撮影時の
照明の基礎を述べておこう。
人物の被写体がある。
キイライト、押さえ(フィルライト)、エッジライト、
そしてバックライト。

キイは人物の全面斜め上方から当て
鼻と眼窩、唇周辺の立体感を浮きだたせる。
押さえは、キイによって出来る顔の暗部を明るくする。
エッジは、顔の暗部の輪郭近くの立体感を出す。
バックライトは主に髪の毛や肩などの輪郭を出して
背景の暗部に溶け込まないようにする。
これらとは別に、背景自体に多少の光を当てることもある。

これは18世紀の女流画家の自画像。
人物照明の基本がしっかりしている。
キイ光源が美女をより美しく際立たせる。
犯罪スリラーや知的サスペンスという映画ジャンルでは
(これは怪奇映画とは全く別物だ)
美女が不可欠で、映画を盛り上げるための照明は非常に重要である。
映画史に残る巨匠ヒッチコック映画でも、この基本が、はっきりと確かめられる。ヒッチコックビューティーという言葉があるくらい、ヒッチコック映画には超美女が必ず出演している。
これは代表作「サイコ」の一場面。
ジョン・ギャビンとベラ・マイルズ。

緊迫した場面が多いので、俳優、女優は「深刻な顔」をしているが
女優の美しさは、それでも目立つ。

重要なのが、この照明のまま、女優の横顔を撮ると

キイライトがエッジライトのような効果となり
美しい鼻の稜線や顔の輪郭を浮きだたせる。
「美女の横顔の照明はこうやるのですよ。」と言っているような、しっかりとした照明だ。

「風と共に去りぬ」の美しきビビアン・リー。
ハリウッド史上最も美しい横顔も、
理想的なライティングである。

ヴィーナスの大理石彫刻も
この照明で美しく際立つ。
(但し、この照明は押さえが弱め)
しかぁ〜〜し!!
残念なことに、我が最愛のソウォンの新作については、照明の当て方が、最低!最悪!
それもそのはず、これは怪奇映画だからだ!!
怪奇映画では、ひたすら観客を安っぽく脅かすことに始終する。
うるさい悲鳴。ゲテモノのような醜悪な顔。
出演女優は、ひたすら脅かすための道具としてこき使われる。
韓国三大美女の一人を「ゲテモノ道具」として扱うとは何事だ!!!!
演出する側は、
女優を美しく撮るなどということは全く意中にないのである。
ブログ主は、怪奇映画は嫌いである。軽蔑している。
そのわけは単純に2点である。
(あくまで個人の見解)
@全く怖くない。恐怖感ゼロ。
なぜなら、幽霊、化け物、呪い・・・・そんなものより
生身の人間の方がよほど恐ろしいからだ。
生身の人間、現実の人間社会ほど醜いものはない。
「この世は豚小屋より醜い。そして、そこにうごめく人間の醜さと来たら、豚以上だ!!」ブログ主のお気に入りの映画のセリフである。
幽霊の「うらめしや〜〜」など、弱々しくて哀れですらある。幻だから、現実を変えることなど出来ない。それに比べて、今の狂ったアメリカの「馬鹿な巨悪」の方が、大いにおそろしい。奴らが断末魔にもがき苦しんだあげくに暴走すれば
世界大戦を起こし、核爆弾を炸裂させて、国を、そして人類をも滅ぼす。こんなに恐ろしいことはない。
Aゲテモノの雑音、悲鳴がうるさくて不快きわまりない。
以上、2点だ。
我が最愛のソウォンよ。
怪奇映画に出演するのは、これを最後にしよう
怪奇映画に出演するのはやめよう。
ウイエンタに所属していた頃の仕事である。フリーになってからの仕事の方がはるかに輝いている。バラエティでありながら、スタッフは、ソウォンを美しく撮ることに集中し、成功している。
これからの仕事は、例えば

「戦友(Legend of the patriots)」のような重厚な人間劇や
ヒッチコック風の知的サスペンスが理想だ。



「北」の狙撃部隊の美人隊長役はどうだろう。
ソウォンが涙するほど感動した映画だから、意欲は増すだろう。

一女性兵士役でもいいだろう。
地獄の戦場に咲く、美しい花・・・・
男性ファンは、そのギャップに酔うだろう。
あらゆる意味でソウォンの美貌を最大限生かすのにぴったりだ。
これは、「サンライズ」の頃のプロモ写真。

エッジライトが髪に主に当たっているため、
横顔の輪郭を浮きだたせてはいないが、
それでも、美貌を輝かせてはいる。
これをもっと発展させれば、前述のヒッチコックビューティーのように輝くだろう。
この写真でも、光っている髪をもう少し後ろにさげて、
淡い光を顔に当てれば、理想的な「窓辺の美人像」になりうる。
ソウォンよ。
怪奇映画の出演はもうやめて
自らの美貌を輝かせるジャンルを
しっかりと慎重に選んで行こう。
心から応援している。
世界のソウォンファンは、盲目的にソウォンの新作を押し頂いて「応援しましょう」と言うが、ブログ主は異なる。ソウォンのキャリアのためにならない仕事ならば、強烈に批判をさせていただく。もちろん、その矛先は、ソウォンの美貌を意に介さない撮影スタッフや監督たちだ。
心からソウォンを思うからこその批判文である。
追記
ネタバレにならないように言うが
「4分44秒」のオチがどうあろうと
怪奇映画の怖がらせ方に変わりはない。