2013年04月03日

隔週刊スヨン 17号 スヨンの新作ドラマ今月中旬より撮影開始!

ソシコンのフィナーレが近づいてきました。
ソシコンが終わり・・・・
音楽中心のテティソMCも終わり・・・・
ああ、4月下旬以降、日本のSONEはどうなってしまうのでしょう・・・・

な〜〜んて思っている矢先、さっそく新情報です!!
我が女神スヨン様
ソシコンが終了しても休む間もなく
新作ドラマの撮影に入ります!!

その名も「DATING AGENCY: CYRANO」
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分かりやすく訳せば「デートお助けエージェント:シラノ」と言ったところですね。
今回はスヨン様、バリバリ主役です!!
全話登場、そして場面も多い。
わ〜〜い\(^o^)/\(^o^)/

で、ジャンルはラブコメディー・・・・

ええええ????
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
ご存じの通り私は、甘さをたたき出したハードボイルド犯罪系ドラマが好きなので
ラブコメと聞いて少々不安です。
「第3病院」も甘さをたたき出した演出が冴えていましたし、
何といってもスヨン様は、クールな知的ドラマの方が似合う気がするし・・・・

・・・・などと思っていると、こんな予告編が!!

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Cyrano Dating Agency Trailer


おお!!
中々面白そうじゃないですか!!

実は今回のドラマ、
この予告編の映画「CYRANO : DATING AGENCY」(←逆にしただけじゃん)
のプリークエル、つまりは、過去の出来事を描いた続編ということです。

この映画の予告を見る限り、
デートお助けをしながら盗聴器、隠しカメラを駆使して
ありとあらゆるアイデアと仕掛けで楽しませてくれそう。
バリバリ「知的犯罪ドラマ系」してるじゃないですか!

さすがスヨン様!
彼女が脚本を読んで納得したならば、期待を裏切らないかも。

盗聴器と言えば・・・・!!

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映画「カンバセーション 盗聴」

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いやぁ 私、この映画、好きなんですよ〜〜〜〜。
スヨン様の新作ドラマが「カンバセーション 盗聴」だったなんて
(↑↑おお〜〜い! 飛躍しすぎだぞぉ)笑


そして共演の俳優はイ・ジョンヒュクとイ・チュンヒ

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「第3病院」のイケメン、オ・ジホさんとはかなり違うかなぁ〜〜
ハードボイルド系のオ・ジホさん、結構タイプだったので(←タイプかよ!!)
この辺も少々不安??

まあ、まだまだ撮影も先ですし、妄想に走らないようにしましょう・・・・
と、言いつつやっぱり暴走(笑)

演劇劇場経営を夢見る男が同時に始めた
「デートお助けエージェント会社」の物語。

スヨンはその会社のエージェントの美しいメンバー ゴン・ミニョンの役。


ならば・・・・


スヨンは依頼者の男性の意中にある女性に近づき、
依頼者に気持ちを向かせてやる役とか、

あるいは、

依頼者の男性の意中にある女性は一向に気がなく
イケメン男性に夢中。
そこでスヨンがそのイケメン男性に近づいて奪ってしまう。
そして女性の気持ちを依頼者の男性に向けさせる・・・・・

あるいは

依頼者のデートの最中に、わざと「ハプニング」を演出して盛り上げてあげる・・・・
などなどという感じか。


この辺の「妄想、勝手に先取りドラマ劇場」もまた「隔週刊スヨン」でやってしまうかもしれません。(爆)


スヨンの新作ドラマは
4月中ごろから撮影開始。
5月下旬に放映開始。
「ナイン」終了後に続くドラマ。
全16話、「第3病院」と同じTVNで月火放映。




では・・・・・・

私が思う・・・・・・

スヨン様に絶対やってもらいたい役 part 1 !!!!


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映画「グロリア」のグロリア。
わかりやすく一言でいえば
子連れ「メス」狼!!!!

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スヨン様が本格的に拳銃を構えると似合うだろうなぁ。





そして最後に、最新雑誌インタビューでスヨン様が語った女優への思い。

Q:最近、感銘を受けた映画は?

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スヨン:「Silver Linings Playbook (世界にひとつのプレイブック)」です。
主演のジェニファー・ローレンはアカデミー主演女優賞を取りました。
彼女は私と同い年です。

おおおお!!!!
スヨン様!!!!

あなたの女優業への並々ならぬ情熱を感じますね。

posted by KYcat at 22:34| Comment(46) | 隔週刊スヨン

2013年03月23日

隔週刊スヨン16号 ハリウッド映画の名演技とスヨン

ソシコン真っ盛り。
そして隔週刊スヨンも相変わらずスヨン愛、真っ盛り(笑)


今回は、ひたすら映画マニアックに突っ走ります。
え〜〜! ソシずれまくり〜〜 と思うかもしれませんが、
必ずソシに回帰します。
だって、「隔週刊スヨン」ですもの!



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ご存じスヨンのドラマ「第3病院」はスカパーで絶賛放映中。
現在、最も盛り上がる後半へ突入です。


そして、
発売はないかと思われたDVDがついに来ました!!

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はたして韓国版でしょうか、音楽が微妙な日本版でしょうか。
色々と検証の楽しみが増えております。




ここで「第3病院」でスヨン様の見せた、迫真の演技が
いかにハリウッド映画の珠玉の名場面を見事にカバーしているか、
連想させるか、そして匹敵しているかを見ていきましょう。



ところで皆さん、
子供のころに観た映画って、感動する反面
よく分からなかったことってありませんか?

どんな名作でもそれは大人の世界。
子供の頃、どうしても理解できなかったことが
大人になってから、心に沁みるほどよくわかった瞬間
その映画がさらに大きく輝きだします。

まず初めの一本は「新天地」の記事にも時々出てくる

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デビッド・リーン監督の名作「旅情(Summertime)」
子供の頃に初めて見ました・・・・って、リアルタイムではありませんよ(笑)
もちろんTV放映です。



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四十代ですが未だ独身のオールドミスのジェーン。
彼女は水の都、イタリアはベネチアに一人旅に行きます。

素晴らしい景色をめぐるうちに

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土産物屋の主人と知り合い

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逢引を重ねるうちに

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熱烈な恋仲となります。

こんな幸せな時間がいつまでも続けばいい・・・・と思ううち


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ジェーンは突然、帰ると言い出すのです。


え?? 何で??
そんなに好きならば、いつまでもいればいいのに・・・・
年端もいかない子供だった私には、
ジェーンが「帰る」と言い出す理由が分かりませんでした。


しかし、年齢を重ねるうちに、世間の色々なことが分かってきます。

いつまでも会っていればいいって?
でも男性は妻子持ちなのです。
恋を押し通せば、やれ離婚調停、裁判所、子供の処遇・・・・
あらゆる「汚れたもの」にまみれてしまいます。
いくら好きだからと言っても、所詮は旅先で出会っただけの人・・・・
幸せいっぱいな、混じりけのない純粋な時間を大切に心にしまって、
今すぐ帰った方がいい・・・・


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「もう少しいてほしい」とすがる男性に対して
号泣しながら別れを告げるジェーンの気持ちが痛いほどよくわかる・・・・

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そして、映画史上に残るあの別れのシーンへ続くのです。

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いやぁ・・・・涙が止まりません。



おお!!!!

これは、「第三病院」のスヨン様がやった、あのシーンではありませんか!!


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不治の病の宣告を受けた日、

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ウィジンは愛しのスンギョンに一切を知らせずに、

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笑顔でピクニックに行きました。

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ぬくもりを心に刻みつけ

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澄み切った一筋の涙を流して
姿を消しました。

なぜウィジンはそうしたのか。

映画「旅情」のジェーンを思えば、痛いほどウィジンの心がわかります。
まさにK・ヘプバーン(Katharine Hepburn)の名演技に
シンクロしているではありませんか!
(私はほとんど情報のない時点で、MVだけを観て、
これは「旅情」だ!と思ったものです)

スヨン様・・・・
あなたがキャサリン・ヘプバーンだったなんて
何て素敵なことでしょう・・・・

そう言えば、スヨン様の見せる表情の一瞬が
哀愁をこめた唇の表情が

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K・ヘプバーンに似てるかも。
(ちなみに右は20代の頃の若々しいヘプバーン)




さあ、次はガラッと変わって
バリバリ「クール」なハードボイルドアクション

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「狼よ さらば(Death Wish)」です。


都市設計デザイナーのポール(Charles Bronson)は仕事も順調。
妻子とともに幸せいっぱいでした。

しかし、住んでいたところがまずかった。
治安最悪の七十年代のニューヨーク。

愚連隊の強盗が押し入り
愛する妻は殺され、
たった一人の愛娘はレイプされて廃人に。


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彼は夜な夜な、治安の悪い地帯に出没し

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悪人狩りを始めるという、恐ろしくも物悲しいストーリー。


何と言っても特筆すべきは
勤務先で訃報を知らされ
幸せの絶頂から不幸のどん底へ叩き落とされた瞬間の
ブロンソンの演技!!

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凍り付いた瞳には涙すら出てこない。
渋いぜ!ブロンソン!



おお!!

これはまさしく「第三病院」の、あのウィジン!!

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死の宣告をされた瞬間の、あの表情。
涙は下瞼の淵に凍り付き、流れさえしない。


スヨン様!
あなたがチャールズ・ブロンソンだったなんで
夢にも思わなかった・・・・


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そういえば、この男っぷりのいいスヨン様の佇(たたず)まい
ブロンソンに似てる??
・・・・って、いくらなんでも、無理やりかぁ〜〜〜〜(笑)
(ちなみに右は、白人と最後まで戦ったインデアン青年に扮したブロンソン)
インデアンとくれば、1st Japan Tour のアンコール衣装!






そして最後は、戦争映画の最高傑作の誉れも高い

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「CROSS OF IRON(戦争のはらわた)」
公開当時は地味でしたが、年月を重ねるうちに
世界中から絶賛の声が徐々に、そして確実に鳴り響く・・・・

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WW2末期 敗走するドイツ軍とロシア(ソ連)との激戦地。

鬼軍曹スタイナー(James Coburn)は、頭部を負傷。

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病院で看護婦(センタ・ベルガー)と知り合う。


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一夜を明かした朝
負傷兵として除隊、故郷へ帰れるというのに
スタイナー軍曹は憑りつかれたように、地獄の戦場へ戻ろうとする。

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「私には帰るところなどない。」

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「あたしの・・・・あたしたちの家があるのに・・・・」

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無言で支度をするスタイナーに、


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涙を浮かべながら言います。
Are you afraid without it……
(あなた、武器を携えてないと、怖いのね・・・・)

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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


さすがの鬼軍曹も、言葉を失ってしまいます。

・・・・だって、図星だから。


サム・ペキンパー監督は言いました。
「女は時として、男の心理を見抜いた鋭い言葉を突然言ってくる。
その時、男は何も言い返せず、子供のように黙り込むしかないのだ。」


うん! うん! 
分かるよぉ!! 監督ぅ!!


そして! 我が愛しのウィジンも同じでした!!

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最も美しい、あの田園のシーン。

死の宣告後
天国の階段を上ろうとしていたとき
愛しのスンギョンが連れ戻しに来てしまった。

自分が死ねば、スンギョンは医師として二度と立ち直れなくなる。


無理やり連れ戻そうとする彼をかたくなに拒絶しながら
ウィジンは言います。

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「スンギョン・・・・あなたに私の病気が治せるの?
(治せないんでしょ)」


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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

おい・・・・スンギョンよ・・・・
なぜ、黙ってしまうのだ・・・・





ああ!! スヨン様ぁ!!

あなたが「戦争のはらわた」のセンタ・ベルガーだったなんて!!

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そういえば、こうして並べると
みだれ髪の間隙から魅せる表情が、似ている・・・・





「第3病院 12話」は、あんなに物悲しくも美しいのに
スヨン様のみだれ髪が、なぜか妖艶で、
私の心はかき乱されたのでございます。

この振り向きざまの表情に「そっくりな」世界の女優や歌姫は、まだまだいます。
これはまた、
別の機会に「いい女が皆スヨンに見える」シリーズででも語りましょう。




まさに我が人生の映画鑑賞史に燦然と輝く名演技を
次々と制覇していくスヨン様。

もう私の理想の女性像にどこまでも近づいて行ってしまいそう・・・・

しかし、一方で私は思います。
私にとってあなたは女神でも、
あなたにとって、私の存在は、
数多(あまた)いる世界のSONEのうちの一人でしかありません。

言わば、ちっぽけな豆粒のようなもの。
あのピンクオーシャンを構成する、微小な光の点でしかないのです。



あなたは女神なのに


私は


ただのちっぽけな豆粒・・・・


ただのちっぽけな豆粒・・・・


ああ・・・・


あなたから受ける恩恵がこんなにも壮大なのに、
私があなたにしてさしあげることの何と小さいことよ。

このギャップに心は締め付けられ
押しつぶされそうなのです・・・・・・






・・・・・・・・・






・・・・・・・・・






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Onnie!!!!
You look like peanuts!!


わたしゃ、ハイヒールを脱いだティパニかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!





お後がよろしいようでぇ・・・・






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豆粒と言っても
これは出てきませんでしたぁ・・・・(笑)

posted by KYcat at 22:45| Comment(87) | 隔週刊スヨン

2013年03月06日

隔週刊スヨン 15号 「第3病院」ドラマダイアローグ part 3 後編

「第3病院」ドラマダイアローグ part 3 後編 です。

今回は、韓国放映版と日本放映版のBGMなどの微妙な違い
についても検証してみます。(記事後半で)

まずは韓国語のセリフです。
第3話より、喫茶店の場面。


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ウィジンはオーケストラ入団試験の練習も兼ねて、
病院ロビーでのボランティア演奏に参加。
一方のスンギョンは、居候されてはたまらないと、
「どうせオーディションに落ちる」と決めつけています。


凸凹コンビぶり発揮の喫茶店での会話です。



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天才東洋医のスンギョン。
患者の腰の痛みなどたちどころに治してしまいますが、
いざ、自分のこととなると、うまく治せませんね。
ウィジンは「僧は自分の髪を刈れない。」という格言でからかってます。
日本では「医者の不養生」という言葉が一般的。
他に「紺屋の白袴」(染物のプロも自分の袴を染める暇がなくて真っ白)
「斧は自分の柄を切れない」などがあります。

これ、色々とオリジナル格言を作れるかもしれません。
「カリスマ美容師の髪はぼさぼさ」とか
「美人女優の名スカウトマンは恋人がいない」とか(笑)

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posted by KYcat at 22:22| Comment(40) | 隔週刊スヨン