いよいよ、来週が大詰めですね。
今週の要点セリフの詳細を日本語訳とともに、
一部、報告します。
以下 ネタバレ注意です。
（SPOILERS AHEAD)
総理の先妻の事情について（第１４話より）
イノ
「嘘でしょう！ 信じられない。
クォン・ユル（総理）は・・・・
クォン・ユルは兄を殺そうとしたんだ。」
ナヨン
「それは違うのよ。イノ。
嘘なんかじゃないわ。全部話すから。
あの日、私はスホ（イノの兄）と
アメリカに逃げるつもりだったの。」
駆け落ちの日の回想シーン
車の進路を変えたスホに対し
ナヨン
「どこへ行くのよ？」
スホ
「アメリカへ行くのはやめだ。
家へ帰るんだ。」
ナヨン
「スホ、酷い男！
彼（クォン）は全部知ってるって言ったでしょう。
見抜かれてるって。なのに帰れって言うの？
私が帰って、幸せになれると思うの？」
スホ
「アメリカに僕と一緒に行ったって
幸せになれるわけじゃない。
元の生活に戻るんだ。」
ナヨン
「我が子さえ捨ててきたのよ。
なのに・・・・戻れなんて。」
シートベルトを外してドアを開けるナヨン。
ナヨン
「もう死んだ方がましよ！」
スホ
「何を馬鹿なことを言ってるんだ。」
ナヨン
「死なせてよ！」
スホ
「落ち着くんだ！」
崖下に転落していく車。
ナヨン
「事故の後、どうやって生きてきたのか
もう覚えてない。自分が誰なのかも分からなくなって
彷徨い歩いてた。
でも、赤ん坊の泣き声で我に返ったの。
私の子・・・・マンセがいるのに
自分はいったい何をやってるのだろう。」
イノ
「その時、戻ることだって出来たのに、
一体なぜ・・・・」
ナヨン
「丁度その時、スホが植物人間になってしまったことを
知ったの。本当に申し訳ないし、言いづらいけど
スホが死んでいたら、帰ってたかもしれない・・・・
いや、帰っていたに違いない。
夫が私を許せなかったとしても、
捨てた子達の母である資格がないにしても
何があっても子供の傍に帰りたかった。
でも、スホがあんな姿になってしまっては、
私のせいで、変わり果てたスホを前にして、
戻ることなんて出来なかったの。」
イノ
「・・・・・・本当に愚かな人生を送ってしまいましたね。
・・・・僕みたいに・・・・」
ナヨン
「私には謝る資格すらないと思います。
でも、本当に申し訳ないと・・・・」
イノ
「僕に済まないと思ってるなら、
そして兄に済まないと思ってるなら、
一つだけお願いがあります。」
ダジョンがやって来るが、
イノの話している相手は柱の陰で見えない。
看護婦に医師（ダジョンの父の担当）が来るまで
待つように言われ、別室に去る。
イノ
「すべての人たちが、あなたは死んだと思ってます。
総理も子供たちも、あなたのことはすべて忘れて
幸せに暮らしているのです。
だから、彼らの前に二度と姿を現さないでください。
遠くから隠れて見ているのもダメです。
彼らの幸せを・・・・
お願いだから壊さないでください。」
ナヨン
「再婚した女性、彼は愛してるでしょうね。」
イノ
「ええ、とても。とても愛しています。」
ナヨン
「どんな、女性なんですか？」
イノ
「いい人です。心が温かくて・・・・
とても、いい人です。」
ナヨン
「・・・・・・」
イノ
「でも、もしあなたが姿を現したら
とても悲しむでしょう。
残酷な言葉かもしれませんが、
パク・ナヨンはもうこの世にいないものとしてください。」
ナヨン
「私も戻るつもりはありません。
子供たちに対してだって、私は母親の資格はもうありません。
そんなことを夢見たってしょうがないでしょう。
だから、もう、姿は二度と現しません。
遠くから隠れて見守ることもしません。
でも、これだけはお願い。
スホの面倒だけは見させて。」
「母ふたり」のベンチでの会話は
いったい何だったのでしょう。（最新 第１５話より）
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